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世界の歴史
北京の子 レンチュル 人虫儿 著者:劉一逹 訳:近藤昌三
著名な「北京風味」の作家であり、スター記者である劉一逹が、骨董・貸家業・ダフ屋など、商いの達人「人虫儿」たちの内幕に潜入取材。『北京十記者社会世相記録シリーズ』として出版されるや人気爆発、TVドラマ化までされたという超話題作を日本で初めて翻訳出版化した。度肝を抜くエネルギーしたたる、現代中国の生々しい人間ドキュメント。経験や識見のない所では成立し得ない職業であるはずの骨董の世界も、北京流では勇気や思い切りの良さが先行する様などが、小気味よいテンポで躍動的に描かれるなど、中国人と一体となるべく、戦中の中国語特殊教育を受けたという著者の訳文が達者。
- 定価:1570円 四六判 上製本 344頁
- ジャンル:世界の歴史
- ISBN978-4-434-12043-5 C0095
- 発行:朱鳥社 発売:星雲社
- 2008年7月14日刊行
著者からメッセージ
この本はドキュメントです。小説じゃありません。書かれているのは全部本当の人物、本当の事です。ただ、登場する人名はすべて仮名にしてあります。この本に書いたのは全部北京の人、北京の出来事、この北京の社会生活の側面です。北京独特の味わい、雰囲気を持った北京語で人物の性格を描写したつもりです。読者の皆さん。願わくば、書中からなんらかの人生の啓示と共に、北京の味を味わっていただけることを。そして、この本によって皆様と私に交わりができ、友達になっていただけることを私は切に切に望んでおります。
訳者紹介
1926(大正15)年生まれ。旧制市立名古屋商業学校を卒業後、「東洋綿花」(「株式会社トーメン」現「豊田通商」)入社。直ちに中国派遣委託研修生として北京の「北京恢弘塾」に入塾。約1年間、中国語研修を受ける。同塾卒業後は中国河北省晋県駐在員となり綿花収買に当たる。1945(昭和20)年4月現地入営。終戦後ソ連軍に抑留されシベリアへ移送(1年9ヶ月間)。復員後は「東洋綿花」に復職。1984(昭和59)年に定年退職した後は、「愛知県日中友好協会日本語教室」を始め県内の市商工会議所、各企業の研修生向け日本語教室、また、中国人留学生就学生向けビジネス専門学校等で語学指導に従事する。名古屋市在住。著書に『中国服の青春』(中日出版社)『馬賊王小白竜 父子二代』(朱鳥社)あり。
