出版How to
満足のゆく本の創り方
1. 目的を明確にしましょう。
書かれた方の意図、ジャンルによって本の創り方は異なります。書いた原稿と向き合って、なんのために本を出したいのか自身に問いかけてみましょう。目的を明確にすることから本創りはスタートします。
2. 自分に合った出版社を選びましょう。
出版社と一口にいっても、本創りのやり方は様々です。いくつかの出版社から案内資料を取り寄せましょう。実績や過去の刊行物を見て、自分にあった出版社を選び問い合わせをします。
3. 自費出版費用は、見積書を出してもらいましょう。
1の内容を伝え、出版の方法、本の創り方、自費出版費用の相談をします。出版の費用は、原稿が手書きであるか、パソコンで作成したデータがあるか、また、文章の状態、写真や表の有無、著作権の許諾申請の確認などを元に、算出します。また、判型、製本、紙など仕様はさまざまです。原稿によって条件が異なるため、一律の料金表で提示できない点があります。専門家の意見を聞くことは参考になります。それらが決定すれば、見積書を出してもらいます。この見積書に仕様が詳しく書かれているかを確認します。また、見積書に記載されている自費出版費用以外に、別途費用を要する場合があるかを確認することも大事です。
4. 契約を交わす。
出版が決定すれば契約書を交わします。自費出版費用は契約時と完成納品時に支払う場合が一般的です。流通する出版物については別途出版契約や流通委託契約を結ぶ場合があります。
専門用語の多いところなので、解りにくい部分は、どのようなささいなことでも確認しましょう。
5. 制作の流れ。
原稿を受け取ると、入稿作業がスタートします。制作の流れとしては、初校、再校、三校と通常は校正刷りを3回出して、文章のレイアウト、誤字、脱字、語句の統一などを行います。著者の方にも校正刷りを送り、チェックしてもらいます。表紙のデザイン(装丁)も同様に制作の流れの中で確認をします。製作日数はおよそ4から6カ月です。
6. 終わりに
原稿を読んだ担当者が、その内容に共感するところから本創りは始まります。信頼関係が基盤となって、原稿はひとつの本という形に仕上がってゆきます。制作の流れの中で担当者に遠慮なく、なんでも相談しましょう。著者の気持ちに立ち真摯に対応し、造本、装丁の美、言葉に対して感覚を研ぎ澄ませている出版社、編集者と出会い、本を創ること。それはひとつの大きな財産になると思います。
<流通しない場合の出版>
市場の書店で販売せずに、自分の周辺だけで、少部数の本をとお考えの方には、私家本をお勧めします。
過去の記録の資料、原稿整理、取材執筆、リライトのお手伝いから、特別な造りの仕様(布貼り、箔押し、化粧箱など)のご相談、また写真を使用するビジュアル本に対しては、撮影やコーディネイトの手配など、それぞれ具体的なご要望にお応えしております。
詳しくは「朱鳥社私家本」のページを御覧ください。
